日本の文化は、物の豊かななかで、水資源を上手に生かして、定着し、自らが自然にあったものを改良して、自分たちのものにしてきた。これは、狭いときを有効に利用するとこらから発想している。資源のない日本では、再生の考えかかが根付いていた。それに対して、大陸など広い場所では、水お求め、獲物を取って、いなくなると、移動する生活をしていた。そこには、再生産かんがえかたは、発展しなかった。ここに根本的な思想背景がちがう。欧米をはじめとする、大陸の国は、故に、外に進出する、攻撃的思想傾向が強いのである。それに対して日本などでは、内えお固める、守備的な思想傾向が強いのである。守って守って守りぬく。これは、いまも対外試合のときの戦法に使われている。それは、日本人の体格などの問題もあるのかもしれない。また、外交の文化は、1神教の性格を持っているのに、日本は多神教である。前者はYES・NO判断社会になり、それに対して後者は中道的な考え方が発展している。これが、前者は、経済格差を認める社会になり、後者は、比較的経済格差がすくない国になっている。このような、日本をつくりだしたのが、中国に源をもつ儒教の教えであり、平等感をといたインドから伝わった仏教の考えである。これらが受け入れられたのは、日本は多神教の国であったからであろう。その後、この3つの文化が癒合して日本も考え方が、形成されてくることになる。日本の文化を象徴する言葉、繊細、わび、さび、優雅、思いやりがある、もったいない。これらは、素材を活かす文化である。
 これらの文化を継承し、新しい文化を常に創造することをかんがえれば、これから先の日本の文化の創造の道は明るいと思う。そこには、日本文化に対する、温故知新の考え方を時代に合わせて学ばなければならない。