一連の日馬富士の傷害事件についても、モンゴル人のひとりなら怪我をさせるまえに止められなかったのか。もしかしたら、日馬富士を引退に追い込むこともなかったのではないか。千秋楽の優勝インタビューでも、横綱なら優勝についてだけ述べればよかった。また、待ったがなかったことに自らアピールしたことや一連の日馬富士の傷害事件についても。マスコミのインタビューに答える必要はなかった。
 相撲についても、勝つことのみに気がはりるぎている。相撲のしきたりや横綱の品格についての考えを見直して欲しい。
 やはり、これだけの優勝数や勝ち数をもち、モンゴル相撲から日本の相撲界に入ってから相当の年数がたっているのだから、郷に入っては郷に従えだと思う。
 改革をするなら、それなり手続きや組織をつくり、協会に申しいれたり、正当な手段で進めていけばいいと思う。
 また、長く上にたっていると、自分の歩んできた道をわすれ、驕ってしまうことが多くなるので、身から戒めなければならない。
 これは首相にもいえるのではないか。いま、そういう立場の人に戒めることばをかけられる人が身近にいない。mた、そのような人を側近においていないことが問題なのだと思う。