図:東日本大震災以降、地震活動が活発化した地域

 東日本大震災以降、A,千葉県の銚子付近、B.福島、茨城県境付近、
C.栃木、群馬県境付近で、地震活動が活発化していることが気象庁の解析で分かった
。大震災で地震を促す力が働いた場所だという。30日の地震予知連絡会で発表された。現在も活発な地震が続いている地域もあり、引き続き注意が必要だという。

 これらの地域では、震源が深さ30キロまでで活動が活発化していた。それより震源が深いところでは、茨城県南部や、東日本大震災の余震域など太平洋プレート(岩板)の上部にあたる領域などで、地震が増えた。

 銚子付近や茨城県南部などは、大震災の影響で地殻にかかる力が変化して、地震活動を促す領域。逆に、地震を抑制する力が働いている領域では地震活動に変化はみられなかった。栃木、群馬県境などでは、徐々に活動が低下している。
 、東京と千葉県、埼玉県など関東南部を中心に、以前は年間60回前後だったマグニチュード3以上の地震が、去年の巨大地震以降、300回を超えています。
これについて、遠田教授は「巨大地震で各地の地盤にかかる力のバランスが変わってしまって地震活動が活発になっている。さらに、関東では、陸側の地盤がのったプレートが東へゆっくりと移動する変化が起きているため、特に活発になっている」と分析しています。そのうえで、遠田教授は「余震は次第に減っていくが、地震の大きさが小さくなるわけではないので引き続き余震には注意してほしい」と指摘しています。