大陸と日本列島がつながっていた時代に、日本には北方からの人々がやってきた。また、南方からも人がやってきた。つまり狩猟民族が生活をしていた。大陸から離れた島に残された人たちは、自分たちの食べるものを自分たち作る様になり、定着した農耕(倭人)が始まった。琉球も独立した生活を沖縄本島(琉球人)を中心に展開していた。それは南の方からやってきた人たちが住んだ地域から始まった。一方北方の狩猟民族は、それを続けていた。その境目が関東地方あたりと考えられている。それ以降西日本を中心に発達して、小さな共同体を束ねて小国を作るようになった。北方では、季節で北から南へ、南から北へと移動生活(蝦夷)ていた。そのうちに農耕文化が北部に伝わるにしたがって東北地方まで定着生活が展開される様になった。 これはインディアンと白人の関係に似ている。両方ともアメリカ人である。つまり、蝦夷と倭人とも日本人なのである。いずれも共通することは、生活文化の違いがあることです。琉球王国は江戸時代に薩摩藩に占領されました。交易はそれ以前からあったものと思われる。