なぜ日本人はオリンピックに期待するのか。安倍政権の政策に関係があるのではないか。円安、株高で企業活動を活発にして、儲けから賃金を上げてもらい、豊かな生活になって物を買ってもらう。そして売れるから企業が活性化する。このサイクルを期待している。そうなるように期待している。
 そこでメディアも必要以上にメダルを選手に期待している。しかし、経済も増税になれば景気は冷え込む。オリンピックも日本選手にプレッシャーになり、かなり無理をせざろう得ない。メダルがなくてもいまの日本の実力を知ればいいので、メダルなど期待することが間違っている。個々の選手が頑張れればいいのではないか。ニュースで何位だったという放送はいいけれど、予想などの放送はやめるべきである。
 つまり安倍政権のアベノミクスも結果でれば胸を張れるが失敗したら退場すればいいのだと思う。何しろ日本の経常黒字は数年で赤字に転落その先に、負債の山で国債も紙切れになる日がくるかもしれない。
 こうならないように国の無駄遣いを減らし、効率よく税金をつかい利益をあげて財政の安定化を図るべきである。博打のような政権運営は持たないし、早くやめさせなければならない。
 円安誘導で海外に依存する日本の企業の存在が日本を苦しめるのも皮肉なことになる。また、電気代やガソリン代だあがれば、流通業界も負担増、商品に添加される物価が5%以上あがり、消費が冷え込むのは目に見えている。