企業の平和に対する貢献で日本の工業は成り立ってきたし、世界の国から認められていた。たとえ、日本で作られたものが紛争や戦争地域で武器や運搬道具に使われたとしてもそれは日本がそのために与えたものではない。当事国がそいのように使ってのである。しかし、武器としてうることは、殺人の道具を販売すということである。世界の紛争や戦争のなかで日本の武器が堂々つかわれたらどんなに悲しいことか、戦争で多くの犠牲者を出した日本こそわかっているはずである。
 今の日本は殺人兵器でも作ってうれればいい。経済成長のなんでもありの国になっている。武器の禁輸もなし崩しでなくし、また集団的自衛権の拡大解釈で戦争に参加する国、戦争する国になり、教育においても愛国心のもとに来る少子化時代には自衛隊の隊員不足で徴兵制にしなければならなくなってしまう。
 日本の軍事産業はすでに基礎は出来ている。人工衛星を打ち上げるロケットはすぐに大陸間弾道弾に、原発の廃棄物からも核物質も簡単にでき、核実験も可能である。核武装も可能な国であり、戦争ができる国なのである。それを政府が働きかけ予算をつければ数年で核保有国になってしまう。それは戦前の日本の国の間違いを繰り返してしまう。首相の言う積極的平和主義とはこのようなものなのではないかと思う。
 世界で唯一の被爆国ともいえなくなり、沖縄戦で亡くなった人や職業軍人以外に徴兵されて戦地で亡くなった民間人や学生の方々、全国で空襲で亡くなった魂をも踏みにじることになる。
 領土、戦争の原因や現状をきちんと認めて世界に堂々と平和を貫いている国になるべきだと思う。
 必要以上に武器は作らず、持たず、持ち込まない国になるべきである。
捕鯨についての日本の思い上がりが国際司法裁判所の判断はまさに、世界と日本の感覚の違いで負けてしまった。日本の首相の言う積極的平和主義は日本の思い上がりで、世界は日本にそのようなことを期待していない。これはかつてのアメリカの辿った道で世界の警察と思い上がっていたがイラク戦争が間違いであったこと
が認められアメリカは海外派兵をやめてきている。その姿を学び、力で潰すことには限界があり、話でことを正すことが人的犠牲を出さなくてすむと思う。あと、一国を孤立させることを防ぐことこそ日本ができる平和を守る
ことを知るべきである。