日本国憲法が戦後の日本を支えてきたのである。憲法改正を考える前に戦後の歴史を考えて欲しい。戦争が多くの人命を失うことになり、東日本大震災の何十倍の兵士や民間人がなくなった。このことを忘れている。そして二度と戦争をしない。戦争の放棄を憲法に入れたのである。その後、朝鮮戦争、ベトナム戦争などで日本はこの法律のおかげで参戦せずに国力を成長させた、いわば、アジアの人々を犠牲に成長したといって過言ではない。あの時、戦争の放棄の条項がなければ、また多くの日本人から犠牲者が出ていたろう。
 日本と韓国の違いがここにでている。韓国とアメリカは完全な軍事同盟をもっていて朝鮮戦争、ベトナム戦争でも軍を派遣している。多くに犠牲者を出している。そしてなお朝鮮半島は戦争が終わっていないし、徴兵制もある。即戦力があり、死と直面しているくにである。イラン、イラク、中東。アフガニスタンの戦争もアメリカと共にたたかわなければならなかった。
 それにたいして日本は戦争の放棄の条文から積極的な平和外交路線をてれた。そのことが評価されているくになのだ。
 しかし、いまの政府がしょうとしているのは、この戦争の放棄をやめようといっているのと同じことをもし攻撃されたどうする。アメリカ軍が攻撃された自衛隊は見過ごすことはできない。つまり参戦するということである。しかし、アメリカが行っている戦争に大義があるかないかがもんだいである。イラク戦争はまったくの間違いの戦争であったのでテロとの戦いにしたのである。日本政府の判断も間違っていた。アフガンの問題も、途中まで手をいれて手を引くアメリカ。シリア、ウクライナでももう軍は動かせない状況にあるのがアメリカなのである。余りにも軍事費を使いすぎた。多くの兵士を失って築いたのは戦争をしないで解決する手段なのである。
 それなのに安倍政権は積極的に戦争にかかわることが世界貢献と考えている。積極的平和主義は裏腹なのである。世界のどこでも紛争解決のために自衛隊を派遣できるようにしようというのだから、話にならない。金融政策もアベノミクスといって一番いい方法だといっいるが、日本がそうやってうまくいくのはほかの国があっての政策なのである。信用を失えばすぐに潰れる。その潰そうとすることこそが自衛隊を海外派兵を後方支援や人道支援から、紛争解決や戦争に参加するほうにもって行こうとしている。自衛隊の国土の防衛を基本とする組織に位置づけて、行くべきだと思う。日本が戦争をする国になれば離れていく、戦前の日本をみる国がアジアにもいっぱいあるはずだ、ASEANの国も日本の占領を受けた地域であるひとつまちがいれば、反日本になる勢力だ。だからこそ、戦争放棄を絶対に譲ってはいけないのである。損とって得をえるである。そうしなければ中国の思う壺にハマるだけである。中国を侮ってはいけない。これが太平洋戦争の教訓なのではないのかと思う。故に日本国憲法に手をつけることはパンドラの箱を開けることになり、何百万といつ戦死者が出る国に戻ってしまう。このことを全国民が知るべきだと思う。日本国の象徴の天皇陛下もこのことを一番憂いていらっるらしいのである