何事にも、政府がやることに批判をしない国民を作ってしまった日本に未来はないかもしれない。民主主義をはき違え多数で何もできる風潮は日本をダメにするだけである。保身にはしる評論家、国のあり方を内部から批判しない、だから政治と金の問題が後を絶たないが、検察も最後まであばくことができず、全国で票を金で買う、不調は依然かわっていない。金まみれの議員がいても、国民も黙殺している。これでは国はよくなるわけがない。このことがようやくわかったのが。東日本大震災の被災地の人たちであったと思う。さらに、原発事故の現地
の人たちである。
 しかし、これらの本当の声が伝えられることはすくない。都合のよい、政権担当が被災地を訪問したことのみ放送されているだけで、その苦しみや現状が隠されている。ここである、現地の生のこれをもっと日本中に報道すれば、いかに政府がやっていることが矛盾したものかが明確にわかる。
 沖縄の基地問題も、黙殺している。そして切り崩しをしようとしている。こんなひどいことをして、反乱がおこらないのがおかしいぐらいである。
 いっけん言葉で訴えていることの意味の大切さをもっと真剣にとらえなくてはならない。もし日本以外の国でおこっていたら、イスラム国ではないがテロや爆弾事件があちこちで発生してもおかしくない。
 それがおころないのは治安維持活動ではない。良識ある行動で対応している国民の姿勢である。しかし、この沈黙をなんでも政府のいう事を聞いているわけではない。このようなことを続けていると、蟻の一穴になる。屋台骨からくずれることのなる。ここのままでは、10年、20年後の日本の姿が見えない。すべてに中途半端、自動車の輸出に頼っている日本、これにつぐものが世界的なものが見えてこない。明治以降の軽工業の繊維産業に依存からの脱皮におくれ、エネルギー革命にも乗り遅れ、IT産業も遅れをとっている。医学でも、経済でも遅れをとっている。一番ダメなのは文部行政の教育である。方針が定まらずふらふらしている。こんな方針がさだまらない状況では、日本の教育の低下は当然生まれれくる。これは、国が教育・研究にお金をかけないからである。防衛費を全部、教育にあてるぐらい覚悟がなkれれば、さらに質は落ちODAでも、平均水準もさがり、さらに、ノーベル賞を生む教育も失われ、いまの40代以下の人材からノーベル省受賞者は生まれなくなてしまう。
 刹那的経済のうつつをぬかしている政権担当政党には日本の民主主義や教育を崩壊させているだけである。日本を駄目にしているのは今の政権である自覚がないことが最悪である。1年後、2年後、3年後、毎年の国際的評価がどれだけ下がるかを真剣の反省しなければならないと思う。