今の世の中、漫画みたいな感じがして、何か緊張感に欠けた何とかなるみたいな雰囲気を感じる。なんでもあり、道徳も、モラルも、倫理もない、これでいいのか日本人というところです。なぜ、中学、高校まで気が張りしっかりしている者が、大学や社会にでると気が抜けてしまう。ある面で社会にでて本来の目標、目的を達することなく、妥協している者が多いのではないかと思う。これがモチベーションをさげている原因なのかもしれない。
 それに比べると我が18歳は、まさにこの国をどのようにするかを多くの学生達が考え行動してた活力があった時代であった。みんなで語りあい、歌をうたっり、キャンプしたり、なにしろ集団でするのが、とても楽しかった。 政治を語り、経済を語り、文学を語り、人間関係を語り、人生を語った。真剣に語り合ったのあの時だけだったろう。それなりに目標・目的を達成してきた者は多かったと思う。なにしろ、良くも悪くも、政治にも、経済にも求心力があった。それは、今と違って悪役になる人がいた。いまは 、だれもが悪役をやりたがらない。だから、対立が明確にならず、どちらでもよいになっている。だから、自分たちが若かったころは、それをぶつけあったから、燃えていたのだと思う。まさにアナログ時代だったからだ。
なぜ、18歳にもどりたいかというとあのとき純粋な考えに陶酔したパワーがほしくなったからだと思う。