G7の世界経済の判断は、各国の認識が違っていた.特に欧州諸国はとりわけドイツは財政出動に否定的であり、アメリカも経済は上向きであり、今後の世界経済は回復基調と考えているようである。日本だけが、景気回復がうまくいっていないことを表明する機会になっただけである。
 総じて、経済において日本は低調であり、これから財政再建のための増税は難しい状況である。回復のために財政出動をしなけばならないことは、これまでの財政・金融・成長戦略の3本の矢(アベノミック)はうまくいっていない。つまり失敗していることを安に認めたことではないか。
 故に、これ以上政権の座にいるのは、不況を長引かせるだけである。たぶん、夏の参議院選挙では、自公は議席を減らし、参議院では過半数割れをして、安倍総裁は責任をとり、総裁を辞任して、内閣は総辞職して、新しい総裁のもと、新政権が9月には誕生するのではないか。今回のサミットは安倍首相の最後の花道である。さらに、オバマ大統領の広島訪問も、また、これに花を添えることになった。
 状況のよい今こそが身の引きどころだと思う。もう、政権としては十分な政策の発揮の場があたえられた。それを生かせなった責任はとるべきである。退陣は一番男らしいことだと思う。