今の安全保障が自衛でできると考える発想が間違っている。日本が軍事予算を増やし、ミサイル、核を持とうが、アメリカ、ロシア、中国などに対抗できるものにはならない。
 先の大戦でいかに日本が頑張ろうと大国に勝てないことを学び、核で多くや戦争で無駄死にした人が何百万人もいたことを忘れてはいけない。
 武力は最低限、他所から不合理に攻撃された場合に必要なものがあればいい。それこそ、自国で自給自足できる国なら、バリアを貼ってもやっていけるが、日本は何しろ資源のない国であることを原点に返らなければならない。原油、天然ガス、プルトニウムの供給がとめられたら日本はおわりの国である。これらが電力などに使われている電気が止まれば、あらゆる電源が喪失する。水道、ガス、ITすら機能しなくなり、インフラの維持も困難で、国はいわば崩壊状態になる。そこまで、電気に依存していることをもっと防衛問題の前提に考えなければならない。
 水があるのがあたりまえ、電気・ガスが使えるのあたりまえではないのだ。水や電気を確保することが安全保障なのである。ミサイル、核爆弾などは次の問題なのである。大国はこれらのものを完全に確保している。日本はこれらを作りだすものを輸入してこなければならない。であるから日本は他国との間にバリアをつくってはいけないのである。風通しのよい国にしておかなければいけなし、これが出来ない状況を国際関係でつくれば、ロシアが欧米から受けている経済と同じ状況になり経済が立ち行かなくなる。ロシアは日本とは違い資源大国であるので生き延びることができているが日本は太平洋戦争の時のような経済封鎖をされたら終わりである。
 であるから開かれた外交をしなければならない。アメリカが保護主義をするなら、アメリカ以外の国との貿易をさらに伸ばせばいいだけ、これでアメリカ以外の国がアメリカ製品の買い控えをすれば、すぐにアメリカ経済はもたなくなる。そのくらいことはアメリカだってわかっている。各国が独自にまたアメリカ以外の国と手を組んで力をつけられたら困ることぐらい見えているはずである。
 日本人はこのアメリカのトランプ次期大統領の政策がどのように実施されるのか見極める必要がある。この言動でそれ日米安保が大変だ、自国は自国で守るのだなどに騒ぐ一部の勢力に乗ってはいけないのだ。日米安保をやめたら一番困るのは日本ではないのだ、兵器など売っているアメリカ企業なのだから辞められないのだ。