一個人が動いて、国有地や市有地が一般では考えられない手立てで学校法人に手に入り、学校が設立されることはまず考えられない。それなりの資金を集めて設立するのが一般的である。それなのに、森友学園の場合は、財務省の国有地払下げ疑惑、総合特区にあらためた理由は、規制緩和が狙いだが、その中に、加計学園の獣医学科の建設も含まれていたのでは、首相になる前からの流れを利用したのではないか。
この2件とも、自分はなにも言わなくても、周りの人間を使って指示してやっていて、もし、バレた場合にも自分には絶対にその責任が及ばないようにしているのだと思う。かなりそのことに自信があるので、本当なら職をかけるとまでいえるのだと思う。裏をかえせば、それだけ怪しいということである。まったく火のないところから煙はたたないのである。考えられることは、自分の秘書等などを介して、官僚に働きかけをしているのだと思う。
 最近は司法にも、首相の息のかかる人間がいるので、いまはバレないと思っているが、政権の支持率や終わりに近づくころに、これらの真偽が明らかになる。
 それにしても、首相の付近には黒い疑惑があることはすくなからづあるのではないか。いままでは、目をつぶっていた党内や政府のなかからも本当のことがもれてきそうである。例えば、、復興大臣も、なにかいいたいことがあると思う。首相はもっと大変なことをしているのに俺は首を切られるのか。この不満もそのうち蟻の一穴になる。
 さらに、菅官房長官も、もうかなり首相を守るのに疲れてきている。本当のところもう限界に近づいていることはまちがいない。この夏がヤマ場で、9月の総裁選では出られない状況が起こる可能性がでてきた。
 各省庁への調査を司法権をいれてしなければ、真相はあきらかにならない。